国際宇宙ステーション(ISS)への初の全ヨーロッパ商業ミッションであるアクシオム-3ミッションが目的地に無事到着した。 1月18日木曜日にNASAのケネディ宇宙センターからファルコン9ロケットを使用して打ち上げられた後、スペースXのドラゴン宇宙船は東部時間の今日1月20日土曜日午前7時13分に宇宙ステーションに到着した。
ドラゴンには4人の民間宇宙飛行士が搭乗していた。米国とスペインのマイケル・ロペス=アレグリア司令官、イタリア空軍のパイロット、ウォルター・ビラデイ、そしてテュルキエのアルペル・ゲゼラフチュとスウェーデンと欧州宇宙機関のミッションスペシャリストのマーカス・ヴァントである。 4人の乗組員は現在、宇宙ステーションに入り、現在のISS長期滞在70の乗組員が出迎えた。
木曜日のミッションの開始は、 ヨーロッパの宇宙飛行士全員からなる商業乗組員が初めてISSに打ち上げられたことを示した。欧州宇宙機関(ESA)は、航空会社アクシオム・スペースとの契約に基づき、初めて宇宙飛行士1名を商業飛行に派遣した。
4人の乗組員は宇宙ステーションで2週間過ごし、微小重力実験を行い、NASA、ESA、ロシアの宇宙機関ロスコスモス、日本の宇宙機関JAXAの現ISS乗組員と一緒に働くことになる。現在、遠征 70 のメンバーは 7 名で、ステーションに乗船している人数は合計 11 名になります。
Axiom Spaceによると、Axiom-3の乗組員は軌道上で30以上の異なる実験を行う予定で、乗組員から収集したデータは宇宙飛行が人間の生理機能に及ぼす影響を研究するためにも使用されるという。この研究には、イタリア、トルコ、スウェーデン、欧州宇宙機関による実験が含まれています。
アクシオム-3宇宙飛行士は2月3日に宇宙ステーションを出発し、彼らを連れてきたのと同じドラゴン宇宙船で地球に戻る予定だ。ドラゴンはフロリダ沖に飛来する予定だ。
また来月には、現在の第70次長期滞在乗組員のうち4人も地球に帰還する予定だ。 Crew-7の宇宙飛行士ジャスミン・モグベリ、アンドレアス・モーエンセン、古川聡、コンスタンチン・ボリソフは2月13日に宇宙ステーションを出発する予定だ。彼らの代わりとなるCrew-8の4人の宇宙飛行士は、2月後半に宇宙ステーションに向けて打ち上げられる予定だ。